グラーナ・パダーノの選び方
様々の熟成期間のグラーナ・パダーノは、どうやって使ったらいいでしょう?
グラーナ・パダーノのフレッシュ・タイプ(12ヶ月熟成)は、オーブンを使う料理、又はグリル焼き料理に大変適しています。チーズに含まれる水分がゆっくりと蒸発し、この水蒸気がある一種の保護膜を作り、表面の焦げ付き(専門用語ではMaillardという)を遅らせるため、料理に均一に火が通ります。
フレッシュ・タイプはまた、液体とも容易に溶解するため、ソースを作るのにも適しています。他にも薄くスライスして、カルパッチョやサラミ、アーティチョークやポルチーニキノコ、タマゴダケを使ったサラダの上に散らすと、他の味と調和しておいしく頂けます。
肉や野菜に詰め物をしたり、コロッケ、フライなどにグラーナ・パダーノを使う場合は、中期熟成タイプ(12-18ヶ月)が適しています。かなりしっかりした味になってきているにもかかわらず、決して他の味をしのぐことなく、完璧に溶解作用が働き、うまく調和して味覚と嗅覚の特殊性を失うことはありません。このタイプは、早く溶け、水分があまり多くなく、脂肪分がより集中しているため、カリッとしたガッレッタ(クラッカーの一種)を作るのに適しています。
熟成期間の長いハード・タイプ(18-24ヶ月)は、加熱すると、ゆっくり固くなります。これはもう既に大部分のカゼインが分解されており、凝固しにくくなっているからです。
24ヶ月以上熟成したハード・タイプは、パスタやスープの上におろして使うのが理想的です。そのままだと噛み砕くには少し固く、ガムのようになってしまうからです。熟成したグラーナ・パダーノは、伝統的なバルサミコ酢とも大変合います。チーズの香りが空気とふれて蒸発し、その分をバルサミコ酢の強い香りが重なり合って補われるからです。
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